2009-01-01から1年間の記事一覧

ごあいさつ

本日を持ちまして、この日記を一旦終了させていただきます。 短い間でしたが、ご愛顧いただきまして誠にありがとうございました。

ウェディング・ベル・ブルース

今日から8月。窓の外からは花火の打ちあがる音が鳴り響いている。ゲリラ豪雨かと思ったら、今夜は横須賀の開国祭花火大会の日だった。実家から目と鼻の先にある公園にもの凄い人が集って花火を鑑賞している頃だと言うのに、僕はといえば職場に幽閉されてい…

さくらさくら

「英語で日本紹介ハンドブック」(アルク)を衝動買いした。奥付に「発行日:2009年8月1日」とあり、実際に棚に並んでおらず出荷時のダンボールに入ったままだった。日本的な事象の説明や外国人に聞かれやすい質問への答え方、さらに歴史年表や世界遺産の解…

パン・イン・エー・マイナー

8月号のバウンスの「ディクショナリー」のコーナーはカリプソ特集で、テキストはカセットコンロスのワダマコトさんが執筆されている。僕はこの人の書く文章が好きで、彼がブログや雑誌で紹介している作品には一も二もなく飛びついてしまう傾向があり、つい先…

クール・キャット

最近明け方頃に猫が活発に活動をするので、たびたび目を覚ましてしまう。ベランダに出たい時のカリカリと窓ガラスを引っ掻く音や、開けるのを催促する泣き声、それと家中を駆けずり回る足音に起こされ、妻も僕も軽く睡眠不足になっているかもしれない。その…

ノルウェイの森

村上春樹氏の最新作「1Q84」を、上下巻ともに購入したのに、まだ1ページも読んでいない。 おもえば、彼の作品をハードカバーで新品で買ったのはこれが初めてだ。殆どが文庫で、「中国行きのスローボート」のみ中古でハードカバーを買った。 つまり、新…

イスラエルちゃん

昨日は書きすぎた。だから今日は短めにしよう。 モンティー・アレキサンダーとアーネスト・ラングリンの共演盤『ロックステディー』の存在を知ったのは、今や終了してしまった、バウンスの連載「踏切次第」で次松大助さんが紹介していたから。 凄いアルバム…

パーフェクト

ここニ三日の天候から一転、まさに茹だるように暑い一日。天候の事を書くのは、これが日記の役割をしているのと、いつも書き出しを思いつかないからだ。 今日は妻がマナー教室のため早朝から恵比寿へ出かけたので、さて長い休日をどうしようか、というのは実…

彼女とダンス

夏になると聴きたくなるシリーズ その四 ザ・マイスティース 「彼女とダンス」彼らの曲を初めて聴いたのは、セカンド・アルバム『ミーティング』の時にリード曲としてPVが流れていた「素晴らしい日々」だった(http://www.youtube.com/watch?v=RpMYOga8Wdw…

EXPO '73 アヴェニュー

朝方、荒れ狂うような雨で目を覚ました。こんな天候の中、出勤するのはかなり憂鬱だな、と思っていると出掛けにはほんの小雨になってくれた。仕事は休むな、ということか。 しばらくぶりにカバンに小西康陽氏のディスクガイドを携え、家を出た。電車の中でパ…

太陽の渚へ突っ走れ

夏になると聴きたくなるシリーズ その四 ダイナソーJR 「太陽の渚へ突っ走れ」溶け出したビーチ・ボーイズか。サーフィン中に大波に飲まれて海中で見た幻想か。はたまたゆらゆら帝国がカバーしたウィーザーか。 要するに、陰と陽が絡み合ったサマーソング…

妻の里帰り

吾妻光良さんの名曲に「妻の里帰り」という曲がある。 タイトルそのままの内容で、妻が三日間実家へ帰っている間の夫の生活を歌にしたものだ。 体に悪いものばかり並べて食べたり、ごみを散らかしたままにしたり、友人を家に呼んでドンちゃん騒ぎをしたり、…

セント・トーマス

夏になると聴きたくなるシリーズ その三 ソニー・ロリンズ 「セント・トーマス」 このアルバムは中古盤屋のジャズのコーナーで何度も見かけていたので存在は知っていたが、いわゆる「ジャズ喫茶世代の名盤」というイメージが邪魔をして、どうも手が伸びない…

椰子の実

夏になると聴きたくなるシリーズ そのニ ロッキング・タイム 「椰子の実」 既に解散してしまった生粋のロックステディー・バンド、ロッキング・タイムが3枚の傑作オリジナル・アルバムの後にリリースしたカバー集『サマー・ジャンボリー』に収録された、言わ…

夏休み

今日は休日だが、いつもと同じくらいの時間に起きて、いつも行っている伊勢崎町の美容院へ。これまたいつも通り妻より先に仕上がって、妻が終わるまで馬車道のディスクユニオンで時間を潰す。がいつもと違ってカットだけだったらしく、割と早く連絡が来たた…

ベイビー ベイビー ベイビー

つい最近、妻が珍しく漫画を買って帰ってきた。 王様のブランチで紹介されていて、「この漫画を読め」という本のランキングで一位を獲った言う、東村アキコさんの「ママはテンパリスト」1・2巻である。 育児漫画、というジャンルがあるかどうかは知らないが…

ライド・ユア・ポニー

夏になると聴きたくなるシリーズ その一 リー・ドーシー「ライド・ユア・ポニー」 僕はニューオーリンズのミュージシャンでこの人が一番好きだ。そしてこの人の魅力を簡単に述べるなら、①声と歌唱法②楽曲③ルックス、とこうなる。 あのなんとも味のある声と力…

加川良の手紙

まだ職場にいるが、他にだれもいないのでしたためることにする。 今朝出がけによしだたくろう(この方が感じが出る)の「馬」を聴こうと、『元気です。』を引っ張り出した。 プレイボタンを押すと、始まるのは「春だったね」。 そこで、昨日の拓郎-MGズコネ…

まにあうかもしれない

突然ですが、問題です。 吉田拓郎とブッカーT&MGズの共通点とは何でしょう? 正解は、どちらも「馬」というタイトルの曲を発表していること。 吉田拓郎の「馬」は、72年作の名盤『元気です。』に収録された、小品と言っても良いような短い曲。レイドバッ…

サマー・イン・ザ・シティ

「プールに行こうよ」と妻が突然言った。午前10時頃のこと。 最初は乗り気ではなかったが(家で翻訳でもしたかったので)、大磯ロングビーチという最初の提案に難色を示したのを受けて、辻堂の海浜公園に提案変更してきたので、それではと言うことで出かける…

ビーイング・ゼア

仕事が終わり、いつもと逆方向の電車に乗って、久しぶりに実家へ帰った。目的は、鹿児島に帰省していた母が祖母から預かってきたというお土産を受け取ること。しかし裏テーマとしては、「アドルフに告ぐ」全五巻と、何枚かCDを持ち帰ることだった。そうめ…

コネクション

いい天気だったので夕方から駅まで散歩。京急百貨店内の新星堂でバーゲン価格の500円で前から気になっていたミッチェル・フルームの『ア・サウザンド・デイズ』を購入。それから隣の丸善ブックセンターで色々と見て回った後、最終的に村上春樹氏の話題の新刊…

うつろな愛

今日職場で手塚治虫の「アドルフに告ぐ」の文庫本の第一巻を借りた。全巻揃いで持っていて、何度も読んだ作品だが、実家から連れて来なかったので、読むのは久しぶりだ。帰るまでに待ちきれず、半分ほど駅前の広場で読んでしまった。このスピード感と切迫感…

ウィンディ

昨日は外で風が一晩中吹き荒れていたせいか、うまく寝付けなかったので、夜も深くなってからステレオで音楽を聴き始めた。最近よく聴いている『エラ&ルイ』と、久しぶりに聴くレイ・ブラウンの『サムシング・フォー・レスター』の2枚。『エラ&ルイ』は何…

笑えれば

ウルフルズが活動休止を発表した。 一度だけ観た、富士急ハイランドのコニファー・フォレストでのライブは、本当にエンターテインメントの真髄を極めた、素晴らしいショーだった。実際はその日、警備のバイトでその場所にいたのだが、背中ごしでも充分に圧倒…

ペイパー・ドール

「明治・大正スクラッチノイズ」を毎日少しずつ読んでいる。 まだ明治時代から抜け出していないが、一年刻みだから仕方ないか。 この本は全く、雑学の宝庫。音楽のこと以外にも色んな知識を授けてくれる。 これは巷では常識なのかもしれないが、「ラムネ」と…

蘇州夜曲

四年目の結婚記念日。実際に籍を入れた年を含めないならば、三年目。こういう場合、どちらで数えればよいのだろう。 それはともかく、今日の予定は随分前から決まっていた。妻が予約をしてくれた、ロイヤル・ウィングという遊覧船のディナー・クルーズに参加…

カリプソ・ウェイ

職場の後輩に「崖の上のポニョ」を借りた。明日必ず見よう。 今日は他に書くべきことはなし。 最近、ブログがしんどい。 カリプソのロード・リレイターという人がスティール・パン奏者のアンディ・ナレルという人と組んで製作したアルバムがとても良い、とカ…

夏の扉

コンビニまで出かけた以外、一歩も外に出なかった、よくある休日の過ごし方。『メント・マッドネス』のライナーを訳して、「笑っていいとも!増刊号」を見て、ご飯を食べて、ケーク『カンフォート・イーグル』とフェニックス『ユナイテッド』という米仏のほ…

ロック・ウィズ・ユー

マイケル・ジャクソンは、あの強烈なキャラクターからして、物真似をされやすいアイコンだったと思うが、最近日本でも「マイコー・りょう」という芸人さんをよくテレビで見かける。マイケルが日本の流行歌をうたったら、という設定で歌と踊りと「フォー!」…