加川良の手紙

まだ職場にいるが、他にだれもいないのでしたためることにする。
今朝出がけによしだたくろう(この方が感じが出る)の「馬」を聴こうと、『元気です。』を引っ張り出した。
プレイボタンを押すと、始まるのは「春だったね」。
そこで、昨日の拓郎-MGズコネクションの謎が氷解した。
つまり、「馬」と「ザ・ホース」は似ていないが、「馬」と同じ盤に収録された「春だったね」と「ザ・ホース」の雰囲気が似ていたのだ。
「馬」+「春だったね」=「ザ・ホース」、というと勿論異論反論甚だしいとは思うが、僕の脳ではこのような数式が出来ていたのだろう。
それはともかく、『元気です。』は前から大好きなのだが、今までそれほど心に残らなかった曲がじわっと沁み込んで来た。
それは「加川良の手紙」。
歌詞が何しろ素晴らしいのだが、バックの演奏もワルツの曲調も、フォーキー・ソフトロックと呼べるのではないだろうか。
まだステレオに入りっぱなしのこのアルバムを、帰ったらもう一度じっくり味わおうと思う。

元気です

元気です