イスラエルちゃん

昨日は書きすぎた。だから今日は短めにしよう。
モンティーアレキサンダーとアーネスト・ラングリンの共演盤『ロックステディー』の存在を知ったのは、今や終了してしまった、バウンスの連載「踏切次第」で次松大助さんが紹介していたから。
凄いアルバムだ。何がって老人と言っても良いような二人が弾けまくっている。渋さ知らずとは彼らのことだ。たまに成熟したフレーズが聴かれるが、我に返ったように直ぐ日の光と戯れるようなどキャッチーな演奏を始める。ジャケットも素晴らしく、若者でもちょっと気恥ずかしくなるような無邪気な姿を披露している。タイトル・ロゴも抜群。たとえ彼らの名前とキャリアを知らなくとも、かなり気になるジャケットであるに違いない。
アーネストはジャズ・ギタリストとして偉大なキャリアがあるが、こんなにファニーでハッピーな横顔は見たことがなかった。青春というかイノセントに年齢は関係ない、と言わんばかり。「思考の整理学」の作者、外山滋比古氏をテレビで見たときも、その溌剌とした姿に圧倒されたが、元気なおじいさんはやはり最強だ。

Rocksteady

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