ワックワック

ここのところ、ブログのネタがない、というような内容の日記が続いているが、本日も完全にフリーズ状態だ。毎日が同じことの繰り返しだからか、とも思ったが、そうは言っても全く同じなわけはないので、何かブランニューな事等書き綴りたいのだが、なかなか。
帰って来てすぐ、久しぶりのヤング・ホルト・トリオの「ワック・ワック」を聴いた。それまでの気分とはだいぶ裏腹の曲調でありタイトルなのだが、急に聴きたくなったのだ。ラムゼイ・ルイス・トリオの「ジ・イン・クラウド」がジャズ・ファンクの走り、などと言われているそうだが、「ワック・ワック」はその延長線にありながら更にファンキーでハッピーなフィールを持っている、最高のパーティー・チューン。ブランズウィック・レーベルの再発CDが一挙に発売された2000年代初頭に沢山買いあさったが、その中で唯一のジャズ・アルバムだった。その頃はそれほどジャズを求めていたわけではなかったが、あのジャケットの三人の佇まいと、「ワックワックリズムバンド」という記号に導かれ、購入したのだった。2in1で、ヤング・ホルト・アンリミテッドの『オン・ステージ』とのカップリングだったが、このアルバムもまた素晴らしい。「ソウルフル・ストラット」でブレイクする前の、とても瑞々しく溌剌とした演奏を聴ける。

Wack Wack/on Stage

Wack Wack/on Stage