アンド・ソー・イット・ゴーズ

サロンパス 貼ってもいいけど こってない」これは名句だ。昨日触れた「発声練習」のサ行である。もう一つ「サイン コサイン タンジェント 大人に なったら 使わない」というのもリズムが小気味よくていいのだが、五七五でまとめたという意味でも、やはり「サロンパス」に軍配が上がるか。他にも多数の傑作が飛び出した昨日オンエアの『アメトーーク』、是非動画サイトでチェックしてもらいたい。ただ今朝観た時点では、「4/5」だけがどうしても見つからなかった。二度目の「発声練習」はそこに入っていたはずなのだが。何かが引っかかって削除されてしまったのだろうか。
昨日のネタを引っ張るところからも自明なのだが、今日もネタといえるものがない。テレビも見ていないので、どうするつもりだろう。
ということで、こんな時は無理をせず、とっととCDの紹介に移る。入梅(これで「つゆいり」と読むってことを、文字変換で生まれて初めて知った)したことだし、雨の日に聴きたい名盤は何だろう、と考えると、やはりシンガーソングライターのやや地味目なものがいいかもしれない。ということでグラハム・ナッシュのセカンド。CSN&Yで名曲「アワ・ハウス」を手がけた才人のこのアルバムは、この人独特の垢抜け切れないメロディーが光っていて、シンプルで美しい曲が多い。中でも「ヘイ・ユー(ルッキング・アット・ザ・ムーン)」という、人懐っこくてほほえましい旋律をもつ曲は、学生時代に友人に教わって以来座右の名曲といっても過言ではない。小坂忠の『ありがとう』を思い出してしまう。

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