最強無敵のブラスバンド

昨日ツタヤでまたしても100円中古CDを大量購入してしまったのだが、その中にブラックボトムブラスバンドのアルバムが二枚含まれている。ゲスト参加している作品では聴いたことがあったけれど、彼ら名義のものは未聴だったので、是非手に入れねば、と思ったのだ。スカやジャズをベースにしたホーンセクション主体のバンドは数多くあるけれど、彼らのようにはっきりと「ニューオーリンズ・スタイル」を打ち出しているグループは実は少ないのではないだろうか。「マイ・シェリー・アモール」のカバーは、骨の髄までガンボ・マナーが染み込んだ、絶品の男達の挽歌になっている。正直こんなに揺さぶられるとは思っていなかった。『ワッショイ・スター』のラスト、高校のブラバンとの共演曲も、青春感に溢れた猛烈なテンションで、知らぬ間に拳を作っていた。以前トータス松本さんをゲストボーカルに迎えた曲のPVを観たことがあったが、相性がとてもバッチリに思えるのに、それほど感じ入るものはなかったのだが、この2枚は素晴らしい。これを聴くとしばらくニューオーリンズ・モードに入ってしまうのは避けられないだろう。

BLACK BOTTOM BRASS BAND Best!Best!Best!

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ワッショイ★スター

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