ワン・デイ

今日は朝からトゥー・バンクス・オブ・フォーの『スリー・ストリート・ワールズ』を聴き、その深遠な世界に浸りながら気づくと二度寝していた。最近そういうことが多いのだが、今日はかなり寝覚めが良かった。打ち込みと生音を交えながら、見事に現代的なスピリチュアル・ジャズを創り上げている、と思う。元ガリアーノのメンバーによるユニットという所が、より彼らへの興味を募らせる。他の作品も聴いてみたい。
出かける前は『ロッカ・シャッカ・ムーヴ!ベイビー・ムーヴ!』。最近こればっかり。買って聴いてないCDが積みあがっているにも関わらず、これにいつも手が伸びる。内容が最高なのは勿論のこと、ジャケットが大層いかしているので、それが一因かもしれない。それと、様々なジャンルからの選曲であるはずにも関わらず、統一感が半端じゃない。スカもロックン・ロールもジャズ・ボーカルもラテンもカリプソも、全く違和感がないどころか、1枚のオリジナル・アルバムを聴いているように感じられるのである。セレクターの森さんの烙印がしっかりと押されていて、エゴ・ラッピンのルーツがはっきりと分かる。何度聴いても飽きのこない、こんな編集テープを一度でいいから作ってみたいものだ。こんな話、前にも書いたな。
今気になっているのは、オネスト・ジョンから出たアフリカン・カリプソのコンピ、その名も『MARVELLOUS BOY - CALYPSO FROM WEST AFRICA』。『ロンドン・イズ・ザ・プレイス・フォー・ミー』を届けてくれたこのレーベルのこの企画だ。よもや外れはないだろう。

スリー・ストリート・ワールズ

スリー・ストリート・ワールズ