ラン・ラン・ラン

一日家でごろごろした休日。天気がとてもよかったのに、昼間は一歩も外へ出なかった。昨日借りてきた三本のDVDのうち、久々の「フォレスト・ガンプ」を観る。何度見ても素晴らしい。高校生の時劇場に観にいき、帰りに2枚組のサントラを買ったのを覚えている。その頃は特に60年代の音楽に入れ込んでいたので、シーンが変わる度にその当時のヒット曲がどんどん流れてくるのがたまらなく嬉しかった。バーズの「ターン・ターン・ターン」やジェファーソン・エアプレインの「ヴォランティア」、レイナード・スキナードの「スィート・ホーム・アラバマ」など、この映画で初めて聴いて大好きになった曲も少なくない。もちろん内容の方がより感銘を受けたし、極端に言えば人生観に影響を与えたとも言えるが、音楽の使い方や選曲が違っていたら、そこまで大きなインパクトはなかっただろう。しかしそのサントラ盤は、結局お金に困って売ってしまったのだが。高校時代に買ったCDって、案外そういうのばかりである。まあしっかりと心の芯に残っているということでよしとしよう(ジェフ・リンのソロについてはいまだに悔やまれるけれども。買いなおそうとしても結構高いのである)。
夜は妻と荒井由美のベスト盤を。「避暑地の出来事」という、カリプソというかソカナンバーの存在に初めて気づき、なんで今まで聴いてなかったのかと後悔した。ユーミンはやっぱり凄い。そして松任谷正隆の編曲とティン・パン・アレーの演奏。スタンダードであり異端なのである。

フォレスト・ガンプ

フォレスト・ガンプ

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