ZOO

今日は快晴。休みの日がいい天気だとうれしくて、妻の要望もあり少し自然に触れてみるというテーマを掲げて、よこはま動物園ズーラシアへ行く。久しぶりだったがだいぶ印象が変わった。なぜだろう、と考えてみたら、周りの植物が生長し生い茂っていたからだと気づいた。相変わらず綺麗で、珍しい動物に沢山会えたけれど、一匹しかいない（ように見える）事が多いのが気になった。中で食べたチュロスが美味だった。
横浜に戻り、ベイクォーター内の「神田エチオピアカレーカフェ」で食事。本店とは店の雰囲気もメニューもだいぶ違い、焼きカレーと豆サラダを頼んだが、美味しかった。でもかなりストイックな店に思えたエチオピアが、こんなにおしゃれで時流にあわせた系列店を出すとは思わなかった。ひょっとしたら別物と考えた方がよいのかも。夕ご飯どきにも関わらずお客さんが殆ど入っていなかったのが気になったが、もっと賑わっても全くおかしくないだろう。いい店だと思う。
その後少し横浜をふらふらして帰宅。借りていた「ラジオの時間」を鑑賞。これもまぎれもない傑作だった。三谷作品はこれで一通り見たが、どれも素晴らしい。人生についての新たな視点を与えてくれる。そしてエンディング・テーマ「ノー・プロブレム」がまたいい曲で、作詞三谷幸喜作曲服部隆之歌唱布施明によるスケールの大きなビッグバンドジャズ。「モンスターズ・インク」のエンディングを思い出した。あれも劇中の内容にあわせたオリジナルで、ランディー・ニューマンが初めてアカデミー賞を獲った曲だった。もちろんウディー・アレンの諸作もすぐに頭に浮かんだ。でも三谷さんは日本のウディー・アレンではないだろう。日本の誰なのか、考えてみようと思う。

ラヂオの時間 オリジナルサウンドトラック