愛こそはすべて

今日も寒い一日だった。朝八時半に起きてゴミ出しし、もう一度布団にもぐりたい気持ちをぐっと抑え、自分の部屋でCDを何枚か取り出し、そのまま3階のパソコン部屋へ。今日会社を辞める上司へのささやかな贈り物にと思い、CD-R作成をするためだ。ビートルズが好きだということは分かっていたので、ビートルズのカバー(一部ビートルズがカバーした曲のカバー)で構成することにした。1曲目がコーナーショップの「ノルウェイの森ヒンドゥー語カバーで、ラストがアン・サリーの「グッド・ナイト」。『アンソロジー』シリーズにしか入っていない曲だが、無理やりディヴィー・グレアムの「ハレルヤ・アイ・ラヴ・ハー・ソー」を入れた。どんなテーマでもこの人の曲を入れたいと思ったのだ。小西康陽さんがコロンビアに移籍前のレディメイドのホームページで紹介していたのを見て(最近の連載でもまた取りあげていた)、この人のファースト・アルバムを手に入れたのだが、最近またよく聴くようになった。1曲目のソニー・ロリンズ作「ドント・ストップ・ザ・カーニヴァル」は友人の結婚祝いのCD-Rの1曲目に入れたことがあるが、幸福感と高揚感をクラシック・ギターとドラムだけで最大限に表現している、今もっとも聴いて興奮する曲だ。「テイク・ファイヴ」は彼のバージョンを聴き過ぎてオリジナルを忘れてしまった。小西さんはボーナストラックが余計だと言っておられたが、僕には彼の演奏が沢山聴けるだけで嬉しい。名演だらけの名盤だ。
あ、カエターノ・ヴェローゾの「フォー・ノー・ワン」を入れるのを忘れたぞ。まあいいか。

Guitar Player Plus

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