サムシング・アバウト・メリー

ここしばらくDVDを観ていなかったのだが、先週「デトロイト・メタル・シティ」を借りたのをきっかけに、またツタヤに行くようになった。昨日は「メリーに首ったけ」と「ミスター・ロンリー」を借りて、さきほど「メリー」を観終えた。正直に言ってジョナサン・リッチマンの出演シーン目当てだったのだが、久しぶりにこの映画を観てとても感激し、最初に観た時には最後涙がとまらなかったのを思い出した。あまり深く考えさせられる作品ではないし、人によってはただの低俗な悪趣味映画ととる人もいるかもしれないが、結局世界は(かわいい)女で回っている、ということをこれほど真っ直ぐ訴えている映画はあまりないのではないだろうか。そのうえジョナサンのキュートな演奏が楽しめて、最後のシーンでは演技まで観られるのだから、これはレンタルではなく手元においておくべきだと思った。エンディング・テーマの「ビルド・ミー・バターカップ」をはじめ、ジョナサン曲以外のセレクトも素晴らしく、これはサントラも買わなきゃならない。なんだか楽しくなってきた。ありがとう、キャメロン。

メリーに首ったけ

メリーに首ったけ