レイジー・ボーンズ

i-podでアルバム単位、アーティスト単位のシャッフルが出来ることをひょんなことから知り（気づかないうちにその設定になっていて、また壊れたかと心配した）、今朝はサケロックを全曲シャッフルにしてみた。サケロックまみれの日々。
この時期仕事はそれほど忙しくないので、普段出来ない（やらない）地味な作業に明け暮れ、それでも時間が余ったら好きなことをしている。これで音楽が聴ければ良いのだが、それだと給料を返還せねばなるまい。まさに、つれづれなるままにひくらしすすりにむかひてこころにうかびくるよしなしことをそこはかとなくかきつくれはあやしうこそものくるほしけれ、ものくるほしけれ！！
ということで、このままだとおかしくなりそうで、外へ出た。事務用品を買いに行くというついでに、近くの本屋へ。「考える人」の中で坪内さんが「最も影響を受けた」と書いていた福田恒存さんの「人間・この劇的なるもの」の文庫本を購入。坪内さんが引用していた箇所を読み、今自分がうっすらと考えているようなことが書かれているような気がして、この作品とこの作者に俄然興味を持ったのだ。今読み始めてしまいたいが、そこまでやるのは流石に気が引けるのでやめておく。電車に乗るのが待ち遠しい。
気が付けば今日はバレンタインデー。ということでそれっぽい名盤を紹介したい、のだが日頃そんなの聴いていないことに気づいた。だからふっと思いついた「ブルー・バレンタインズ・デイ」という名曲を収録したこのアルバムを。バレンタインに関係あるのはこの曲だけだけど。あと、大瀧さんの「ロング・ヴァケーション」を最近良くi-podで聴くが、白眉はやはり「雨のウェンズデイ」だとやっと気がついた。

ナイアガラ・カレンダー 30th Anniversary Edition