朝日のあたる道

昨日松永さんからCD-Rが届いたので、朝最初にそのアルバムを聴いた。本当に素晴らしいのだが、言葉にうまく直せない。だから何度でも聴こうと思う。細部まできちんと意識しようと思う。
夕方から出かける。いつもの横浜。いつもどおりディスクユニオン植草甚一さんの「ジャズの前衛と黒人たち」がかなりいい保存状態で安く売っていたので購入。あとはCDを10枚ほど。それからタワーレコードへ移動し、待望のユニコーンの新シングルを買う。目当ては初回限定盤だけに付いているDVD。ユニコーンのドキュメンタリー映像が、ひょっとしたらライブ映像よりも好きなのだ。もちろん曲も良かったけれど、このDVDを観た感動はとても大きかった。メンバー一人一人のコメントと飲み会やミーティング、そしてレコーディング風景が観られるのだが、音楽活動に限らずこんなに楽しそうに何かをしている人たちをめったに見ない。そしてメンバー達全員が紆余曲折あったうえで「ユニコーンのようなバンドは他にない」ということを再認識もしくは確認できたことが伝わってきて、嬉しくなってしまう。川西さんがスタジオで叩くドラムの音。これがユニコーン。近日発売されるアルバムにはこの続編のDVDが付くらしいので、また少しだけ高い初回盤を買わなくては。blu-ray discも気になるのだが。
買ってきたCDの中に、オリジナルラブの「結晶」があるのだが、これかなり切ない値段で売っていた。中身は悪かろう訳もないのだが、どういうことなのだろう。ジャミロクワイオリジナルラブだけは中古屋の相場に納得できない(他にも沢山あるか)。でもそんなに安くこれほど素晴らしい作品を手に出来るのだから、文句ばかりは言えないか。それにしても切ない。こうなったら見つけたら全て買い取って、周りの人に配っていこうか。このアルバムは最近またよく聴く。どこを切っても最高のソウル・アルバム。1曲目「ローヴァー」はトニー・ジョー・ホワイトを意識したという、灼熱のファンキー・スワンプ・グルーヴ。最高だ。あ、一昨日の村上春樹とも繋がっている。

Standard of 90’sシリーズ「風の歌を聴け」(紙ジャケット仕様)

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