In The Still Of The Night

毎晩深夜零時のお楽しみ、コロンビア・レディメイドのホームページの更新。ここのところ小西康陽さんの例のCDガイドの連載が続いている。ここで紹介されたCDを後から買い求めたりすることは今のところほとんどないけれど、自分が持ってるCDが紹介されていて久々に聴き返したくなることは割と多い。先日紹介されたぺドラーズもそうで、昨日、今日と聴いていた。彼らはジャズ・トリオなのかR&Bグループなのか、分類され方は分からないけれど、そのどちらだとしても最もヒップで異端児であると思う。小西さんの文章があまりにも素晴らしいのでそちらも是非読んでいただきたい。思うに彼らの評価軸はすべて「クール」か「ノット・クール」、「オリジナル」か「ノット・オリジナル」であり、正真正銘のモッド・スピリットを体現したバンドなんだと思う。テクニックがあり過ぎてもそれに溺れていないし、どんな曲をカバーしても原曲の良さに一切頼らない。男は黙ってぺドラーズ。ジャッキー・ウィルソンもカバーしている「ピープル」や「フー・キャン・アイ・ターン・トゥ」の何とグルーヴィーなことか。本当に名演だらけ。感動の再会(といっても一年ぶりくらい)を果たしたので、次のライナーノーツ対訳はこの盤に決めた。

How Cool Is Cool...

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