You Can' t Judge A Book By Its Cover

今日は朝から伊勢崎町の美容院。開店時間に行ったのは初めてだった。日曜日だからかお客さんが多い。妻と並んで切ってもらう。最初は抵抗が少しあったけど、慣れというのは恐ろしいもので、このスタイルも違和感を感じなくなった。妻は先にカラー。その時間に僕がカット。今回もだいぶ短くしてもらい、もっさりした雰囲気が少しは是正された気がする。今日あてがわれた雑誌は「GQ」の音楽特集号だった。付録の冊子がディスクガイドで、「○○が好きな人にお勧め」的な企画。セレクターの顔ぶれも豪華で、今月号なら買って帰ろうと思ったが、残念ながら違った。確かに色んな人が手に取ったのが良く分かるボロさ加減ではあった。先に終えて一人馬車道ディスクユニオンへ。これまた開店時間の11時にシャッターが開くと同時に入店は初めて。10分前だったので時間つぶしにコンビニで立ち読みし、戻ってみると三人くらいすでに待っていた。中年男ばかりでなんだかおかしかった。スティファン・スティーヴンスの『イリノイ』を手に取るも、少し高いので悩んだ挙句元に戻し、結局ロス・ロボスの『コロッサル・ヘッド』を購入。その後伊勢崎モールへ戻り、「海ふね」で昼食。僕はしょうが焼き御膳を、妻はしらす丼定食を食べる。居酒屋のランチはなぜかうまい。味に自信のある店しかランチを出さないからだろうか。その後久々の(でもないか)ブックオフへ。ここでも最初ブラー、ベン・フォールズ・ファイヴ、ザ・ザなどを抱えていたが、最終的にはフランキー・ヴァリフォー・シーズンズのベストのみを買う。今日はあまりお金を使いたくなかったようだ。上大岡へ帰り、京急百貨店の催事「大九州展」に立ち寄る。いろいろと試食して、さつまあげとソフトクリームを買った。それから五階の書店とCDショップをのぞく。セールでダイアナ・ロスフリーソウルのベストが1050円であったので買おうと思ったが思いとどまる。いつもなら確実に買っていたのに。今日はお金を使いたくなかったようだ。それから別の大型書店へ移り、探していた本を買う。ついでに村上春樹公認らしい「村上春樹ハイブリッド」という英語教本に思わず手が伸びる。ティム・オブライエンレイモンド・カーヴァーの短編の原文と訳文、そして村上氏本人の作品とその英文訳が載っていて、さらにそれの朗読CDが付いている。そのCDについて「ティム・オブライエンのものは本人が、あとは別の・・・」と書かれていたので、てっきり村上さんが朗読していると思い込み、それが聴きたいという気持ちも大きく、結局買ってしまった。CDを我慢したのはこのためか、と一人で納得。さて帰って聞いてみると、当然のことながら村上氏の朗読は入っておらず、「本人」というのはティム・オブライエンという作家本人の朗読、という意味でした。これって勘違いする人あまりいないのかな。少なくとも妻はそんな勘違いはしなかったようだ。まあいいか、ティムさんの朗読だって相当貴重だ、と思い直す。こうして書くといろいろあったように感じるから不思議だが、ほとんど内容のない一日だったというのが実際のところだろう。書いた量と内容が反比例している。そういえば今日はヤフオクの結果が出る日。今のところライバルはいない。このまま行くことを祈りたい。
今日朝イチで聴いたのがデイヴ・エドモンズのベスト。ニック・ロウの影響を受けたのか、それとも影響を与えたのか分からないが、とってもよく似ている。両方大好きなので当然ロック・パイルは最高に好きだ。本当にロックンロールが好きなら必携の1枚。NRBQの傑作『ティドリー・ウィンクス』が出たのと同じ1980年発表。内容的にも双璧。は「ハート」をはじめ全曲素晴らしいが、やはり「ホエン・アイ・ライト・ザ・ブック」は格別。聴くたびに、胸に突き上げるセンチメンタリティーを抑えきれなくなる。

Seconds of Pleasure (Exp)

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