私のお気に入り2008 えけせてねへめえれゑ

「え」 エゴ・ラッピン
 今年発売された彼らの2枚組のベスト盤を衝動買いした。初回限定盤にはDVDが付いていて、これがとても良かった。韓国でのライブの観客の盛り上がりを見て、胸が震えた。
「け」 ケンドーコバヤシ
 彼のストイックなまでの下ネタトークと、頭の回転の速さは、今一番目が離せない。先日のアメトーク「年間アメトーク大賞」の回での彼は、痛々しいまでに下ネタに殉じていた。
「せ」 ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
 待ちに待ったPTA監督最新作。これまで「ハードエイト」以外は全て見ているが、今作が最高傑作であることは疑いようがない。ダニエル・キース演じる石油成金の男は、決して極悪非道なモンスターではなく、普通の生真面目な人間である。フランシス・オコナー「賢い血」を思い出した。
「て」 天才バカボン
 実はコミックは一冊も読んでいない。けれどテレビアニメでは再放送の度に見ていたし、大好きだった。赤塚不二夫さんのご冥福を心からお祈りします。
「ね」 猫ジャケ
 レコード・コレクターズ増刊の「猫ジャケ 素晴らしきネコードの世界」は即買いした。素晴らしい1冊。小西さんと常盤さんのレコジャケ本は買わなかったのに。エンケンさんの飼い猫遍歴インタヴューが素敵。
「へ」 ベイスターズ
 今年は一度も横浜スタジアムへ行かなかった。村田の本塁打王と内川の首位打者がなければ最低のシーズンだったと思うけれど、まあ腐れ縁ということで来年も応援しよう。
「め」 眼鏡
 大学時代からずっとコンタクトだったけれど、今年の11月で卒業。誕生日に買ってもらった黒ぶち眼鏡とこれからは付き合って行く。そのうち「あの眼鏡の人」と呼ばれるのだろうか。ちなみに黒ぶちにしたのは、ハービー・ハンコックジョー・ヘンダーソンの影響です。
「え」 エドゥ・ロボ
 ブラジル音楽をまたよく聴くようになって、この人の作品が特に好きだと分かった。サンバのリズムで高揚感や躍動感に溢れた曲でも、どこか憂いを感じさせるあのメロディー。あと顔もいい。デイヴ・グロールにちょっと似ている。
「れ」 レニー・クラヴィッツ
 2nd「ママ・セッド」を買いなおしたが、今聴いても良い。音が1stよりもクリアな気がするが、それでもまだデッド目で、カーティス・メイフィールドの影響が色濃い、とてもソウルフルなアルバムだ。3rd以降の作品はあまり好きではないが、最初の2枚は最高だと思う。
「ゑ」 エレファントカシマシ
 自分で彼らのCDを買うことはなくなったが、大ファンの友人に最近の作品を借りて聴いている。今年出たアルバムは凄く良かった。特にユーミン「翳りゆく部屋」のカヴァーが素晴らしい。というか詞曲が素晴らしすぎる。来年は原曲を聴きたい。ちなみにエレカシ、昔は三年連続武道館に行ったくらい好きだった。

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