私のお気に入り2008 あかさたなはまやらわ

「あ」 アル・クーパー
  今年になって『赤心の歌』以外のアルバムを初めて買った。 『イージー・ダズ・イット』と『紐育市(お前は女さ)』。今まで以上に彼のことが好きになった。
「か」 上大岡
  今年3月に引っ越してきた新しいわが街。これから長い付き合いになるはずなので、この街の変化を見守っていきたい。とりあえずうまいラーメン屋と落ち着ける喫茶店を求む。
「さ」 サニーデイ・サービス
  再結成したと聞いて、自分がどれだけそれを求めていたのかに気づいた。いまはi-podでランダムに出てくるが、B面曲まで含めてどれも名曲で驚いてしまう。新作をはやく聴きたい。
「た」 田中宏
  高校生のころ、ロッキング・オン誌を毎月買っていた時期があった。その頃一番好きだった書き手が田中さん。同時代の作品が苦手な60年代フリークの人。同誌を読まなくなってだいぶ経ち、今年久々に立ち読みしたら彼の連載が。りいしゅー街道、とかいう名前だった。変わってないなあ、よく会社に残れたなあ、なんて無礼なことを思いつつ、とても嬉しくなった。以来、中身はあまり読まないが、終わっていないかどうかだけは本屋で確認している(またしても無礼な)。
「な」 ナイツ
  レッド・カーペットではなく、他の番組で長尺(フルサイズ)のネタを最初に観て、これほどキャラに頼らずネタの完成度だけで勝負できる若手は少ないんじゃないか、とかえって新鮮だった。今日はM-1当日。とりあえず二度観たい。
「は」 バリ島
  10月中旬から3泊5日でバリ島へ。新婚旅行休暇というのを使って。バリは二度目だけれど、今回はホテル⇔ビーチの贅沢さを知った。バリとインドネシアの音楽のCDがお土産。
「ま」 マロン
  うちの猫の名前(♀)。最近太って瓜坊とも呼ばれている(僕から)。妻が結婚前から飼っていたのだけど、事情でしばらく実家にいて、2年ぶりの同居。もう可愛くて可愛くて。
「や」 柳のように揺れるネクタイの
  キリンジの『ドデカゴン』収録のサラリーマンのブルーズ。このタイトルで雑誌の連載も始まった。彼らの文章がまた読めるようになって嬉しい。
「わ」 笑いの大学
  今年は三谷幸喜さんの作品に感動してばかりいた。「有頂天ホテル」「ザ・マジック・アワー」「みんなのいえ」。そして一番最近観たのがこれ。監督作品ではないけれど、演劇哲学の全てが注ぎ込まれている。そして物語としての完成度。圧倒的な傑作だと思う。三谷さんの作品には「人生は舞台だ」という核がどかっと真ん中に座っている。僕はそこが何よりも好きだし大きな影響を受けた。

ロック秘宝館

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