チェロキー
今日の2枚のアルバムは吉澤はじめの『ジャパン』とクリフォード・ブラウンの『スタディ・イン・ブラウン』。前者はジャパニーズ・スピリチュアル・ジャズ・バンド、スリープ・ウォーカーのピアニストのソロアルバム。思ったよりフュージョン色の濃いサウンドで、聴きやすくありながら次第にディープな世界に飲み込まれる、今一番聴きたかったジャズ・アルバムだと思った。そしてクリフォード・ブラウンは、サラ・ヴォーンとの共演盤を聴いて感心し、リーダー作を聴きたくて買ったのだが、これが僕にとってモダン・ジャズ大本命盤だった。コンパクトでスウィンギー、そしてバンドの素晴らしい演奏。とりわけドラムのマックス・ローチのアグレッシブなプレイと、ブラウニーのクールかついイノヴェイティヴなプレイのコンビネーションがくせになる。その後もう一枚ブラウン=ローチのアルバムを聴いて、それも最高だった。
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