夜の想い

久しぶりの雨。浮かない気分のこんな日には、フィッシュマンズの「ウォーキン」を聴きたくなる。「僕らは歩く いいとこだけ」と口ずさむと少しだけ元気になるから。家を出て職場までの道のりもずっとフィッシュマンズ、というのが最近のお決まりになっていて、今日は「100ミリちょっとの」「BABY BLUE」「WEATHER REPORT」「SEASON」「感謝(驚)「ひこうき(ライブ)」「BLUE SUMMER(ライブ)」「I DUB FISH」などが流れ出した。「ピアノ」のデモ・バージョンを聴くと、否が応にもRCの初期を思い出してしまう。「ピアノが欲しくなったら 君は逃げられない」というラインに今頃引っかかってしまった。この人の歌詞はこんな風に、ある日突然胸をつかんでくる。詩集を買ったことは殆どないし、歌詞が詩集にまとめられたものに殆ど興味を持ったことはないのだが、この人の詩集だけは所有したい気持ちに駆られる。すこし落ち込み気味の今日この頃、言葉がこんなに大切なものか、と思い知らされる。

Chappie,Don’t Cry

Chappie,Don’t Cry