ウェディング・ベル

明日は知人の結婚式だ。今月末には友人の結婚パーティーにも参加する予定だ。最近周りで結婚式を挙げる夫婦が少なくなっている気がするが、経験者として言わせてもらえば、やった方がいいと思う。お金はかかるし準備も大変だが、その日に自分が親しく関わった人たちが集まり、一日だけでも輪の中心にいられるのだから。そういう機会は恐らく結婚式とお葬式くらいのものだろう。そういえば披露宴のBGMを全て選曲できたのも嬉しかった。ケーキカットの時にエルヴィス・コステロ「アリスン」をかけたのだが、上手い具合にカットの所でサビがかかるように調整してくれて、感激したものだ。二次会のケーキカットでは、トニ・トニ・トニの「レット・ミー・ノウ」をかけたのだったなあ。懐かしい。あのアルバムは本当にニュー・クラシック・ソウルの大本命盤だと思う。同じくハイ・サウンドへの憧憬が顕著なディアンジェロのファーストと比べると、より正統的で少し刺激には欠けるかもしれないが、普遍的な作品としてはこちらに軍配が上がるだろう。聴かず嫌いな人が多そうな気がするが、R&Bファンならずともソウル・ミュージックが好きなら必聴である。

ハウス・オブ・ミュージック

ハウス・オブ・ミュージック