デジャヴ

仕事が早く終わり、上大岡を乗り越して横浜へ出る。西口のユニオンへ赴き、閉店間際まで物色。今日もいろいろと購入。ようやくヴァンパイア・ウィークエンドを買った。発売当初各方面で騒がれていたのを知っていたし、試聴もしてユーチューブも見てとても気に入っていたけれど、普段から中古屋にしかほとんど行かないため、タイミングよく見つかるまでに時間がかかってしまった。今日は最初から狙いに行ったので嬉しい。ボーナス付きの日本盤と安い輸入盤で迷ったが、結局輸入盤を選んだ。もう1枚欲しいものがあったがユニオンでは見つからず、次の機会を待とうとも思ったが、いつもと違って諦めがつかず、新譜でもいいから持ち帰ろうと決意する。HMVに行くも無く、タワーレコードへ意味もなく駆け出した。ようやく出会えて即レジへ。1000円分のポイント利用で1090円。中古くらいの値段で買えた。嬉しい。そのアルバムが今話題のフリート・フォクシーズ。去年のベストアルバムに選ばれたと聞いただけでは手が伸びなかったが、試聴やユーチューヴ(情報源はそればかり)でその素晴らしいメロディーと雰囲気に打たれ、どうしても頭から離れなかったのである。その曲が「ホワイト・ウィンター・ヒムナル」。今月号のバウンス(これも今日もらった)にインタビューが載っていたが、ビーチボーイズゾンビーズが好きで、そこからトラッドに進んでいったというから、いまどきの若者たちとは思えない。僕にとっては、ダンスビートが一切無い曲にこれほど持っていかれたのは久しぶりのことだ。ただどこかで聴いたことがあるなあ、と思ってi-podをシャッフルしていると、なんと聴こえてきたのはまさにその曲。前に松永良平さんにいただいたCD-Rに収録されていたのだった。それまで何度も聴いていたはずなのに・・・。クリスマス・ミックスのCDで、とても綺麗にパズルのピースのごとくはまっていて、1曲ずつでは思い出せなかったのだろうと思う。そのせいで欲しい気持ちが倍加したのである。不思議な出来事と思えば思えないこともない。明日は休みだ。もちろん上記の二枚と、ニールヤングのライブ盤を聴くだろう。

Fleet Foxes

Fleet Foxes