サンダウンタウン

今日も通勤途中にツタヤのワゴンをのぞいたところ、『ウェスト・コースト・ラウンジ』というアルバムを見つけた。イーグルス周辺の音楽のオムニバスかと思ったら、これがまるで違って、ニール・カサール他三人の新進(?)のシンガーソングライターの曲が並んだコンピレーション盤であった。ニール・カサールは名前は知っていたしとても興味があったので(何度か雑誌のカフェ特集などで彼のインタビューや音楽についての文章をよんだことがあった)、彼の曲が6曲も収録されているこのアルバムを迷わず買った。100円。1曲目だけ聴いて、想像したとおりの音楽だと感じた。穏やかで優しい、けれど素朴なだけじゃない趣向がこらされたアコースティック・サウンド。こういう音楽が今一番聴きたいのだ。オルタナティヴ(ジャンルとしての)はやはり僕の性には合わないようだ。ベン・リーやJマスキスも好きだけど、ニール・カサールにより魅かれる。彼のほかの曲と残りの二人の曲は明日の朝聴くとしよう。そういえばサニーデイの田中さんがニールの日本でのライブのサポートをしているそうだが、サニーデイの音楽との親和性も確かにあると思う。好きなものにも嫌いなものにも共通点はどこかにあるのだろうし、それを考える人たちは皆哲学をしているのだ。[rakuten:book:12075162:detail]