春の光

雨風が吹き荒れている。今は深夜。春はすぐそこで足踏みしているのだろうか。
最近平行してやっている翻訳の方も足踏み状態。相変わらずCDは買い続けているのだが、日本盤がどうも多くなっていて。いや、それはいい訳だ。昔買ったのでもいい訳だから。
最近買った輸入盤で特に気に入っているのはグラム・パーソンズの『GP』と『グリーヴァス・エンジェルズ』の2in1。なのだが肝心のライナーノーツが付いていない。ファッツ・ウォーラーのでも訳そうかな、と思ったらどれも分厚いブックレットだった。これもいい訳ですな。季節の変わり目か。いい訳だ。
いいわけ、と言えばシャ乱Qよりも徳永英明の「最後の言い訳」が思いうかぶ。彼の歌で一番好きだ。今も思い出して涙がにじんだ。彼の「ヴォーカリスト」のシリーズは聴いていないのだけど、テレビで最近のライブが流れていて、そこで見た小林明子の「恋におちて」のカヴァーがとても素敵だった。もともと大好きな歌で、和製カーペンターズと呼びたい素晴らしく洗練されたメロディーなのだが、彼が歌うとよりリリカルで違った味わいになる。CD借りようかな。
この日記の着地点を完全に見失った。今日もツタヤで100円セールのCDを1枚。なんとフィッシュマンズの『8月の現状』!昨日はカーティスの『ゼアズ・ノー・プレイス・ライク・アメリカ・トゥデイ』とダニー・ハサウェイのセカンドが100円。まだどれも聴いていないので紹介できないけれど。そうだ、その前にウーター・へメルの新作を買ったのだった。ベニー・シングスにはまっている今、ど真ん中のアルバム。楽曲のクオリティーに多少のばらつきがある気もするけど、そんなものだろう。スティールパンの導入で期待した「サー・ヘンリー」よりも、他の割とシンプルでスローな曲が良かった。

ノーバディーズ・チューン

ノーバディーズ・チューン