FEVER

昨日の日記はひどかった。あんな三行で済ますなんて、そんな事で無理に連続更新記録を伸ばしても何の意味もない。と思う一方で、いや、それもたまには良し。毎日長々と書いているだけじゃ単調だし、長い目で見ればいろんな日記がある方が楽しいのではないか。それにたった三行しか書いていないことがかえって複雑な心境を伝えるってこともあるし。なんて考えたりもする。後者の方は30代になって初めてするようになった種類の物の見方である。最近自問自答系が多いな、これ面白いのか。いや、それもまた良し。
今日は早番の日。最近早く出かけるようになった妻と二人で家を出て、駅側のパン屋さんで朝食を買う。レジを見ると「777」という数字が並んでいる。店のおばさんに「やっと出た、って感じ?」と言われ、「何かないんですか?」と尋ねると無反応だった。でも何となく嬉しい一日の始まり。ひょっとしたらいいことあるかも、と淡い期待を持ってすごしていると、とても嬉しいことがあった。ヤフオクで長いこと欲しかったものが見つかったのだ。このタイミング、フィーバー効果としか思えない。それ以外は何の変哲もない一日だったのだが、これ以上ツキまくっても怖いし、リバウンドの時の精神状態に響きそうなので、これでいいのだ。あとは久しぶりのオークションで負けないことだ。「777」の力はいつまで効果が続くのだろうか。
「777」と言って僕に真っ先に思い浮かぶのはクレイジーケンバンドのこのアルバム。1曲目「7時77分」の夏の哀愁感漂うシルキーなニューソウル・サウンド(アイズレーズをバックに従えたマーヴィン・ゲイのイメージ)とセクシーな高速ボッサ・ダンサー(ラストはダンスホール!)の「I Like Sushi」が大好きだった。それと最後の「あ、やるときゃやらなきゃダメなのよ」はCKBの曲で一番好きだ(シングル・バージョンの方だが)。ダンディズム・ミーツ・ゲバゲバ。季節外れだけど、イイネ!

777

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