サイモンスミスと踊る熊

昨日深夜からもう一つのブログを開始した。「オドロキオドルクマ」というタイトルで、輸入盤CDのライナーノーツを訳していくという内容。名づけ親は松永良平さん(感謝!)。選盤基準は、知る限りまだ日本語訳されていない、ということのみ。第一回目はローズ・ロイスというグループのアルバムを選んだのだが、理由は一番最近買ったもので長さが手ごろ、かつ自分がよく知らないので知りたかったからである。実は人に見せるためにライナーノーツを訳すのはこれで二度目なのだが、やはり難しい。歌のタイトルは出来る限り直訳で、と決めたものの植草甚一氏のようにはいかない(当たり前だが)。日本語にうまく移せずイライラしたり、単純に意味がとれない部分もあって辛かったが、なんだかそのグループの宣伝担当になったような気持ちになり、頑張ろうと思うから不思議だ。
ローズ・ロイスは、故ノーマン・ホィットフィールド肝煎りの70年代中期に活躍したグループで、現在も活動しているらしい。完全ジャケ・プロデューサ名・年代買いだったので音は初めて聴いた。いわゆるこの当時流行のディスコ・サウンドなのだが、とてもメロディアスで洗練されたダンス・ミュージック。まさにノーザン・ソウルの発展系だ。ちなみにレーベル名は「ホイットフィールド」。いいなあ。
そういうわけで興味ある方は是非。今日の1枚はせっかくなのでこの盤を。

Greatest Hits

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