昼食のため外出中

約一ヶ月ぶりの更新。この間、いろいろなことがあった。でも、ここでは書かない。つい最近も、めっちゃ腹の立つことがあったが、書くととまらなくなりそうだから、やめておく。昨日は書店で植草甚一の「ぼくたちにはミンガスが必要なんだ」を購入。三つの章立てがある中で、最初に「エリック・ドルフィー」の章を読んだ。彼の名盤「アウト・トゥ・ランチ!」を聴きながら。最初に聴いたときより、ずっと魅了された。これほど繊細なアンサンブルを、僕は聴いたことがない。ドルフィーのバス・クラリネットの音は、楽器の音ではないみたいだ。でも、よく言われるような、獣の雄たけびとも思わない。とにかく美しい。メロディーも音色も。ボビー・ハッチャーソンのヴァイヴも僕には嬉しい。このプログレッシヴなサウンドは、しかし、究極のヒーリング・ミュージックだと思う。全曲名曲だと思うけれど、1曲選ぶなら3曲目だ。テーマのメロディーが頭から離れない。ここ最近はジャズの名盤ばかり聴いているが、その中で最も感動した一枚。

OUT TO LUNCH

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