柳のように揺れるネクタイの

昨日は東京ディズニー・シーへ行った。


12時ごろに着いたのだが、わりと空いていて、余裕でいろいろと回れた。


最初に「センター・オブ・ジ・アース」、そのあと「ストーム・ライダー」に乗る。
相当緊張していたのだが、二つともそれほど怖くはなく、ほっとして力が抜けた。
その後、遊覧船の客室を模ったラウンジで昼ごはんを食べ、ショーを見る。
暑いのが少々つらいが、楽しい。「シンドバットの冒険」も堪能。
そして、この日の目的のひとつであり、最も避けたくもあったあの塔へ。
ただ落下するだけ、というのが一番苦手だ。高いのがすでにだめだし。
しかしここまで来て、乗りたくないとも言えない。言うと後悔しそうな気がする。
意を決して「タワー・オブ・テラー」へ。
ランドの「ホーンテッド・マンション」を思わせる前ふり。しかし話は半分しか聞いてない。
いよいよ閉じ込められて、落下!
一回のみかと思いきや、もう一度上昇し、二回も落とされた。
最後のアナウンスが印象深い。「君たちは助かった。しかし二度とここへは来るな」
うーん、あの台詞はまさに“殺し文句”として非常に優れているなあ。
ああ言われたら、また落とされに行きたくなるのだろう。
妻には「もう二度といやだ」と言ったが、本当はそこまで怖くはなかったのだ。
でも、やはり落下ものは愉快とは言いがたい。
ヒルトンのビュッフェで食事をし、帰って「アラジンの魔法のランプ」を見たあと、
「レイジング・スピリット」というアトラクションに乗る。
これが一番スリルがあるが、夜は案外いける。

久しぶりにしっかり休日を満喫した気がする。
そして、この日妻から嬉しい知らせが。でもまだ確実ではないとのことなので、
喜ぶのは少し我慢しておこう。


さて、最近の愛聴盤はなんといってもキリンジ「dodecagon」。
キリンジは全て良いが、今作のメロディーとアレンジの素晴らしさは予想を超えていた。
高樹さんの曲は今まで以上のバラエティで、一曲目から三曲目の流れは最高。
泰行さんは今回ミディアムナンバーが多いが、最上のソフトロックばかりだ。
トミタラボと離れてどうなるか、と思ったら、最も充実したアルバムを完成してくれた。
この夏のヘビー・ローテーションになるだろう。ただ最新作「7」も早く聴きたい。
それとスチャダラパー。すごすぎ。これもコンプリートを決意。
音楽は素晴らしい!