今日までそして明日から

今日は一番最近購入したCDについて。
sam cooke “Hits!”
soulstance“Lead The Way"
alter ego “Decoting The Hacker Myth"
近所のゲームソフト屋さんで。一枚200円。

サムクックは高校生くらいの時に別のベスト盤を買っていて、
代表曲目白押しだったはずだけど、
当時の嗜好にあわず売ってしまった。
同じころオーティスレディングの「オーティスブルー」も売っている。
なんとなく苦手意識がある人だったけど、安いので再会。
思ったとおり、最高でした。
トータス松本の愛する“Bring it on home to me" が素晴らしい。
まだ最後まで聞いてないけれど、
ラストに“Little Red Rooster"が入っていて、楽しみにしておこう。


ソウルスタンスはまるっきり予備知識がなかったけれど、
おそらくクラブジャズ系のグループだろうと思ったら、まんまの音。
須永辰緒さんのコンピに入っているようなので、
それなりの評価はあるらしい。
その辺、つまり有識者の評価をどうしても気にしてしまう。
今日一度流し聴きしたが、もう少しいびつさがあるといいかな、と思う。
でも、1曲目のジャズサンバは何度も聴くだろう。


オルターイーゴは名前だけ。でもトクマルシューゴとごっちゃになってて、
最近よく聞くなあ、と勘違いして購入。
myspaceを見ると、なんだか恐ろしげな雰囲気で、
ヒット曲だという“the Rocker"というのを聞いても、
ハードなテクノサウンド(エレクトロって何?)で、
ちょっと苦手な種類の音楽かもしれない、と思ったけれど。
このアルバムは良い。
サイケデリックだけれどストレスフルな音楽ではなく、
まるでよく晴れた日に、
眩暈がするほど鮮明に目に飛び込んでくる景色のような、
ナチュラルな揺らぎ。
これは、レイハラカミに近い音像なのでは、
というのはきっと勘違い(聴いたことないので)。
でも本当ならレイハラカミやヤノカミも聴いてみたい。


追記として、「地下鉄(メトロ)に乗って」。
いまだに切なさが消えない。
ということは良い映画ということなのだが、
あの、時々挿入される、
タイムスリップする時の地下鉄の線路のイメージは、
急にドラえもんのタイムマシンが入り込んでいるようで、
もう少しなんとかならなかったのかな。
原作者と監督の間にズレはなかったのだろうか。
ともかく今日本映画は充実してるなあ。原作がいいのだろう。
伊坂幸太郎の「アヒルと鴨のコインロッカー」を早く読みたい。